ホーム インプラントについて 義歯を含めたインプラント治療 義歯を含めたインプラント治療 Case1 歯周病・インプラント・義歯・審美修復 全顎的に歯周病が進行した50代女性の初診時の口腔内写真とパノラマX-ray写真です。上顎はほとんどの歯が保存不可能で、患者様とご相談した結果、上顎は可徹性義歯、下顎はインプラントを含めた固定性修復治療を行う事になりました。 治療後7年の状態です。審美的にも良い結果が得られております。 治療終了後7年の口腔内写真とパノラマX-ray写真です。上顎はマグネットを用いた義歯です。発音と快適性を考慮して、口蓋部をなるべく覆わないデザインにしました。右下には2本のインプラントが埋入されております。経過良好で、現在もメンテナンスに通院して頂いております。 デメリット 上顎は残根上の義歯のため、将来的に虫歯に対し注意が必要です。また義歯は消耗品にため、いずれ身長が必要な場合もあります。上顎は治療義歯を2回作製し、歯周外科を行いポケットの除去、下顎はインプラント外科を行い、治療期間は3年を費やしました。 総額:3,630,000円(税込) Case2 インプラント義歯 60代後半の女性です。10年前に全顎的な治療を行いメンテナンスに通院して頂いておりましたが、下顎の義歯を支える2本の歯が破折し抜歯となりました。もともと顎堤は高度に吸収しており、安定して噛むためには新たな義歯の支えが必要です。そこで2本のインプラントで支えるインプラント義歯を新調することになりました。 下顎左右犬歯部にGBRを行い、2本インプラントを埋入。インプラント周囲には角化組織の獲得も行いました。特殊な装置をインプラントに取り付け、義歯を支えるようにしました。写真は治療8年の口腔内で、左の写真は、義歯をはずした状態です。現在も安定して食事ができ、継続してメンテナンスにも取り組んで頂いています。 デメリット 義歯を使用しながらインプラントを2本埋入しており、外科後3週間は義歯が使えない期間が生じました。また。義歯は消耗品のため、いずれ新調しなければならない日が訪れる可能性があります。 総額:1,210,000円(税込) Case3 歯周病・GBR・インプラント・義歯・審美修復 47歳女性です。全顎的に歯周病が進行し、特に下顎の歯はほとんどが保存不可能な状態です。多数歯にわたり病的な歯の動揺が認められ、ほとんど噛めない状態です。また、口元を見せたくないようで、会話する時も手で口を隠してしまいます。患者様は、将来にわたり安心して楽しく食事ができることを望みました。話し合いの結果、上顎は義歯による可撤性の修復、下顎はインプラントによる固定性の修復となりました。 治療後の状態です。上顎の保存可能な歯は、歯周外科(切除療法)により歯周ポケットの改善後、義歯を支えるために根面版として利用しました。マグネットをつけることで義歯の安定を図り、口蓋部を大きく開けることで快適性も得ることが出来ました。また下顎はGBR後インプラントによる固定性修復を行いました。口元も審美的で、全く義歯であるようには見えません。患者様は、安心して楽しく食事ができるようになり、審美的にも満足されたようで、歯を見せて笑うようになりました。 デメリット 重度歯周病の方で多くの歯を失っており、下顎にインプラントを7本埋入して固定性の修復を行いました。将来的にはインプラント周囲炎のリスクがあり、日々の手入れと定期的な歯科医院でのメンテナンスは必須です。 費用:4,500,000円(税込)